寒糊炊き

寒糊(かんのり)って知っていますか?

表具用に使う糊のことで、仕上がりがしなやかで

修復の際にはがしやすいのが特徴です。

な~んて説明はしましたが、そんな私も始めて

知ったのですが・・・・・。

1月22日(金)

午前と午後に各一回、「となみ野『寒糊』炊き」が南砺市二日町

(旧福野町)の竹原文林堂で行われました。

突然おじゃましたにもかかわらず、竹原ご夫妻がにこやかに

迎えてくれました。

材料はこれ。。。
小麦粉とお水のみ!
お水は安居の”妃の清水”で
汲んできたものです。
 作り方は、とにかく材料が入った
お釜を火にかけながら交ぜる。。。
交ぜる。。。交ぜる。。。
約1時間ほどの作業ですが、
はじめは、軽~く交ぜることが
できます。
   だんだんと、糊の粘りが
強くなってくると力を込めて
交ぜます。
何となく左の写真の方が
力が入っている
ような気がしませんか?
   出来上がりです。
かめに入れ替えて
出来上がり。
  できたてほかほか~。
味はないけど、食べる
こともできます。
(これに色と砂糖を
加えると、三色団子の
ようになるとの事。)
   かめにいれて、和紙で
封をします。
これで、ゴミが入らず、
空気だけが入ります。
    このまま床下に保存して、
年に一度「寒糊作り」の時期
に水をかえ、カビを取ります。
カビは、なんだか銀杏の
匂いに似ていました。
くっくさ~い。。。
 このカビが生えなく
なったら出来上がり!
その期間約5~10年も
かかります。
はあ~、なんて手間が
かかるんでしょうか。
良いものは、手間ひま
かけないとできないん
ですね。
できたての糊も粘着力が
強く、表具制作の工程の
一部で使われますよ。
【お問合せ】
美術表装 竹原文林堂二日町店
住所:富山県南砺市二日町2130-22
TEL:0763^22-7477
Email:bunrindo@p1.tst.ne.jp
 
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