月別アーカイブ: 1月 2010

瑞泉寺の傾き修復作業

本堂の修復工事の中、昨日1月24日(日)、傾きを直すための
柱のジャッキアップ作業が、一級建築士の案内を聞きながらの
見学会が行われました。
本堂の床下を自由に見学できるとあって、この日は多くの方が
訪れました。
(床下を歩きまわるなんて、今回限りではないでしょうか?)
ご本尊の?真下をみなさん匍匐前進の様子さながら進んで
行きました。

かなり埃っぽい本堂でした。
(マスクを持っていけば良かったと、あとで後悔。)

これで柱をジャッキアップして、木?を挟み、傾きを直すとのこと。
床下が土の地面だったのが、コンクリートに覆われたのも
見ることができます。

銅板で覆われていた柱を削り、柱も四角に削られています。
ここに柱を接続するのでしょうか?

瑞泉寺は、寄進によってできたお寺です。
その証拠に柱に寄進された地域が記されています。修復作業は、4月には終えるそうです。
またそのころにお邪魔したいと思います。

【お問合せ】
井波別院 瑞泉寺
住所:南砺市井波3050
TEL:0763-82-0004

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寒糊炊き

寒糊(かんのり)って知っていますか?
表具用に使う糊のことで、仕上がりがしなやかで
修復の際にはがしやすいのが特徴です。
な~んて説明はしましたが、そんな私も始めて
知ったのですが・・・・・。
1月22日(金)
午前と午後に各一回、「となみ野『寒糊』炊き」が南砺市二日町
(旧福野町)の竹原文林堂で行われました。
突然おじゃましたにもかかわらず、竹原ご夫妻がにこやかに
迎えてくれました。

材料はこれ。。。
小麦粉とお水のみ!
お水は安居の”妃の清水”で
汲んできたものです。

 作り方は、とにかく材料が入った
お釜を火にかけながら交ぜる。。。
交ぜる。。。交ぜる。。。
約1時間ほどの作業ですが、
はじめは、軽~く交ぜることが
できます。

 
 だんだんと、糊の粘りが
強くなってくると力を込めて
交ぜます。
何となく左の写真の方が
力が入っている
ような気がしませんか?

 
 出来上がりです。
かめに入れ替えて
出来上がり。

 
できたてほかほか~。
味はないけど、食べる
こともできます。
(これに色と砂糖を
加えると、三色団子の
ようになるとの事。)

 
 かめにいれて、和紙で
封をします。
これで、ゴミが入らず、
空気だけが入ります。

 
  このまま床下に保存して、
年に一度「寒糊作り」の時期
に水をかえ、カビを取ります。
カビは、なんだか銀杏の
匂いに似ていました。
くっくさ~い。。。

 このカビが生えなく
なったら出来上がり!
その期間約5~10年も
かかります。
はあ~、なんて手間が
かかるんでしょうか。
良いものは、手間ひま
かけないとできないん
ですね。
できたての糊も粘着力が
強く、表具制作の工程の
一部で使われますよ。

【お問合せ】
美術表装 竹原文林堂二日町店
住所:富山県南砺市二日町2130-22
TEL:0763^22-7477
Email:bunrindo@p1.tst.ne.jp
 

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